オーストラリアでのワーキングホリデー生活が楽しくて、「もっと滞在したい!」と思った方に朗報です。
一定の条件を満たせば セカンドワーキングホリデービザ を申請することができ、最長でさらに1年間オーストラリアに滞在可能です。
日本に帰国後にセカンドワーホリビザを申請する方法も解説します。
この記事では、申請条件、必要書類、申請の流れ、注意点をわかりやすく体験談をもとにまとめます。
セカンドワーホリビザとは?
正式名称:Second Working Holiday Visa (Subclass 417 / 462)で、2年目のワーホリビザです。滞在可能期間を最長1年間延長することができます。(初回ワーホリと合わせて2年間)また、セカンドワーホリビザを取得して、さらにサードビザ母条件を満たすことでさらに1年間の延長が可能となります。(合計3年間)
申請条件
申請の条件は1回目の申請の時の条件と、指定地域での労働です。
- 年齢制限:18歳〜30歳(国籍によっては35歳まで)
- 健康・人物審査に合格すること
- 一定の「指定地域」での季節労働を88日以上行っていること
• 例:ファームジョブ(農業)、漁業、林業、建設業、災害復興サポートなど
必要書類
必要書類は1回目の申請のときの必要書類に追加で指定地域で労働していた証明が必要になります。証明の書類としては給料明細(ペイスリップ)が一番有効とされています。
• パスポート(有効期限が十分残っていること)
• 雇用主からの雇用証明書(Form 1263)
• 給与明細や銀行明細(働いたことの証明)
• 健康診断結果(必要な場合)
申請の流れ
- ImmiAccount(オーストラリア移民局のオンラインシステム)にログイン
- 必要情報を入力し、証明書類をアップロード
- 申請料を支払い(2025年現在:約AUD 635)
- 審査待ち(数日〜数週間)
- ビザ許可通知を受け取る
注意点
• 偽造の雇用証明は厳しくチェックされ、ビザ拒否につながる可能性があります。
• セカンドワーホリ中に必要な「指定労働」を行えば、3rdワーホリ(3年目)も申請可能です。
• ファームジョブは季節や地域によって仕事が取りにくいので、早めの計画をお勧めします。
帰国後にビザを申請する方法
1年目のオーストラリアワーホリ後、一度帰国してセカンドビザを申請することも可能です。
必ずしも、1年目と続けてセカンドビザを申請する必要はありません。しかし、その場合でも、申請条件に指定地域での労働は必要となるため、セカンドビザを申請する予定であれば1回目のワーホリ中に条件をクリアしておく必要があります。
国外から申請する場合は1回目のワーホリビザ申請同様銀行の5,000ドル以上の残高証明が必要となります。
また、ビザが下りるまで国内から申請する場合に比べて比較的時間がかかる傾向にあるので、早めの申請をお勧めします。
※私は2か月程度時間がかかりました。
最後に
オーストラリアでの生活をもっと楽しみたい方にとって、セカンドワーホリビザは大きなチャンスです。
しっかり条件を満たし、計画的に準備して申請すれば、さらに1年間オーストラリアでの冒険を楽しめます。
近年、ワーホリビザの条件を厳しくしている傾向にあるので随時、政府の情報を確認しましょう。